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2016年10月3日月曜日

トータルパワー(心のエネルギー)、イキイキと生きるコツ





トータルパワーとは、
自律神経の活動全体量を指したもの
ようは、
交感神経の活動+副交感神経の活動
といったところでしょうか?
少し乱暴な考えになりますが
アクティブな気分+リラックスな気分
=やる気の全体値
そう考えて良いと思います。


トータルパワーを鬱病から考える

もっともわかりやすい説明として
鬱病の場合
トータルパワーが極端に少ない状態です。

鬱病といえば、一般的に
ストレスに敏感
マイナス感情が大きい
頭がうまくまわらない
眠れない
といった症状が知られているでしょう。
そのため、リラックスして心を休める
ということにばかり目がいきがちです。
副交感神経を優位にして
リラックスさせる心療内科のアプローチが
そういった考えを
加速させているのかもしれません。

しかし、
アクティブに活動できない
積極的になれない
人との関わりが不安で一人でいたい
といった部分へ目を向けると
交感神経の活動にも
問題が起きている事がわかります。
鬱病の状態とは
交感神経、、副交感神経の
両方が機能不全に陥っているのです。
そのため、ただただリラックスしているだけでは
鬱病は改善しないということです。

そこで登場するのが、トータルパワー。
先ほどの通り、この値は
交感神経と副交感神経の活動量合計値です。
要するに、自律神経自体が
エネルギー不足で働くことが出来ない
これこそが、鬱病の状態なのです。


トータルパワーを増やすには?

ここまでで、
『結局、どうすればいいの?』
という意見が出そうですね。
それにお応えするのは
実はとっても簡単なんです。
今までの、専門用語や数式はいったん忘れ
トータルパワー、
心のエネルギーを増やす方法を考えましょう。

運動が大切なわけ
よく、鬱病対策に
適度な運動をしましょうと言われます。
なぜだと思いますか?
トータルパワーを上げるためなんです。
詳しくいうと、体と心は密接に関わっていて
基礎体力がないと、心も動かないんです。
血流が滞っていると、
脳内物質も上手に作用しません。
脳自体も血流から酸素を得ますし、
きちんと働きません。
筋力が低下していたりすると、
せっかく気が向いても
体がついて来れずに
やる気がそがれてしまいます。
日々の生活も、動くのが億劫になるでしょう。
心がけて、体を動かすと
体だけでなく、心も健康になるんですよ。

食事に注意したいわけ
生活習慣病が、鬱病と深く関わっているのは
ご存知ですか?
運動と同様に、血液の粘度であったり
体の活動に欠かせない栄養
これをコントロールするには
食事にも配慮が必要です。
それに、あまり気にしたことが
ないかもしれませんが
栄養素に偏りが生じると
脳内物質の材料がなくなり
心へ影響を及ぼします。
鬱病に良い食品なんてものが
わざわざ紹介されているのも
そういった栄養を
摂取出来る食品だからなんです。
精神科薬は、
直接そういった物質をとりこみますが
普段の食事でも
気持ちに変化を与える栄養素を
得ることはできます。


まとめ

トータルパワー、なんだか漠然とした言葉ですが
鬱病の根本を考えるうえで
とても大切な部分です。
今回の内容を知ってから、世の中でいわれる
『~を食べて、やる気アップ』
『スポーツ後、気持はリラックスしている』
なんてキャッチフレーズも
そういった前提があるからこそなんです。
自分の病気に詳しくなって、
理解を深めていきましょう。
突破口が見つかるかもしれません。





2016年4月18日月曜日

勘違いしやすい、交感神経と副交感神経の疲れとは?






鬱病には自律神経が大きく関わっています、
ではここで問題です。

鬱病は、この中でどの状態でしょう。
①交感神経優位
②副交感神経優位
③どちらも優位
④どちらも働かない

答えられますか?実は、鬱病患者で
きちんと自分の状態を把握できている人は
結構少ないのです。


自分の状態を正しく知る

先ほどの正解は、④です。
補足ですが、かなり荒い言い方でいうと
交感神経は活発
副交感神経は休息
そういった働きがあります。

鬱病と診断され、どっぷりうち状態の場合は
ヤル気はおろか感情すら現れなくなってきます。
自律神経自体が機能していないので
挙句、『起きれない』『食べたくない』と
生きる為の動作すら行わなくなります。
最後には『生きている必要がない』
鬱病による自殺者が後を絶たないのも
こういった背景があるんです。
『辛くて死んだほうが楽だ』という方より
『生きてても死んでるようなものだ』という
本来あるはずの生への執着をなくしたための
行動だと私は考えてます。


鬱へのアプローチをよく考えてみましょう

鬱病になると、投薬治療が始まります。
では投薬により、身体にどんな変化があるのでしょうか?
鬱の薬は、セロトニンという
副交感神経を活性化させる物質に働きかけます。
副交感神経は、休息や治癒などの働きを担っています。
でも、疑問に思ったことありませんか?
『ヤル気が出ないのに、これ以上休むのはなぜ』
こういった疑問を持つことは、とても大切です。
なぜ副交感神経の活性化が大切なのか
説明していきます。


副交感神経に働きかけるワケ

鬱病を発症した経緯に、その理由が隠されています。
鬱病の入口は
ストレスからくる自律神経失調症です。
イライラしやすかったり、興奮しやすかったりします。
交感神経が過剰に反応し続け
気持ちに変化が起きます。

人はストレスを受けると、交感神経が働きます。
交感神経には、身体を活発に動かし
外敵から身を守る役割があります。
この時、人はつよい緊張を感じます。
野生の動物の場合、逃げ切れば
ストレス状態から解放され
再び副交感神経とのバランスがとれます。
しかし、人間社会ではストレスから逃れる事は難しく
常に対峙している状態。
本来、交感神経は
一時的に副交感神経(リラックス状態)より
優位に働く事はあっても
すぐに釣り合いを取り戻します。
そのため、
交感神経が働き続ける状態は異常であり
エネルギーを使い切ってしまうのです。

次の段階として、エネルギーの不足から
交感神経も副交感神経も働かない状態に陥ります。
これが鬱病の状態です。
よく交感神経と副交感神経を
天秤に例える事がありますが
鬱病の場合、その例えは
いったん忘れた方が良いでしょう。
あえていえば、
天秤が壊れて両方下がってしまった状態でしょうか。
どちらも原動力を無くし、働いていない状態で
倦怠感やヤル気が出ない症状になるのは
エネルギーを使い切ってしまったからです。

そのため、鬱病を脱するために
薬を使いまずは副交感神経を活性化させるのです。
多くの人が、その理由を知らず
『交感神経が優位だからリラックスが大切』
『ヤル気が出ないのは、副交感神経が働いているから』
とゴッチャになり混乱しやすいです。
どちらも機能不全に陥っているため、
リラックスし休息するのです。
ストレスにより交感神経が過敏に反応していたから
副交感神経をまず復活させるのです。


まとめ

今回は、鬱病の核心に迫ってみました。
心療内科でここまで詳しく教えてくれないのは、
理解するだけのエネルギーがない状態だからです。
まずは、薬で落ち着く。
そして回復してきたら、きっと疑問を持つ余裕も
出てくるでしょう。
とにかく、鬱病になったら
交感神経だの副交感神経だの
考える必要ありません。
なにしろ自律神経そのものが
オーバーヒートしてしまっているのですから。
まずは心も体も休ませ、
無理せず過ごすように心がけましょう。
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