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2017年10月9日月曜日

【企画:趣味を持って憂鬱を紛らわそう①】  園芸編・その3




















憂鬱な時間を減らすことを目的として
オススメの趣味をお送りしています。
園芸の3回目ということで、
植物の管理についてお話ししていきます。


植物の性格について

植物が手に届き、植物の知識を知ると
少しずつ楽しい気持ちが
芽生えてきている頃と思います。

サブタイトルでは、愛着の意を込めて
性格としましたが、
実際は性質が正しいと思います。
植物、特に観葉植物などは
ほとんどが海外に生息しています。
そのため、基本的に
日本の気候に馴染めない場合が多いです。
植物がどのような環境を好むのかを
知る必要があります。


育てる際に大切なこと

一般的に、植物を育てる際には
以下の違いに気をつけます。

・陽の光が好きかどうか
・水が好きかどうか
・温度や湿度はどのくらいが好きか

このような事より、部屋もしくは屋外の
置き場所が決まってきます。
また水やりの頻度や真夏、真冬時
どう対策するかなども考えなくてはいけません。
そういった情報は、調べるか
買う際に店員に確認するとよいでしょう。

陽の光について

植物は陽の光が多いほどいい、
そういうわけでもありません。
例えば、コケ類やシダ類は
直射日光を嫌う傾向にあります。

陽の光については、屋内を想定すると
だいたい以下にわけられます。

・陽向
・カーテン越しの陽向
・カーテン越しの日陰
・日陰

この場合、カーテンとはレースカーテンをさします。
レースカーテンが無い場合でも、窓辺より遠ざけたり
工夫すれば問題ありません。
陽向、直射日光に強い種類は
窓辺に置いてやります。
あまり陽のあたらない場所に置くと
間延びといって、だらしなく長く伸びてしまったり
葉の色が悪くなったりします。
逆に、日陰を好む種類を直射日光に当ててしまうと
日焼けを起こし、葉が日光で変色します。
日陰を好むからといって、
窓のない昼でも暗い部屋に置くのはお勧めしません。
まれに蛍光灯の光のみで生育する種類もありますが
日陰を好む種類も、
基本的には日光が若干あたる場所に置きます。

豆知識として
植物は朝日を好み、夕日を嫌います。
できれば
午前中に陽の当たる場所に置いてあげてください。

また、設置した植物は、基本的に動かしません。
理由は簡単で、植物は移動しないからです。
よく晴れたからといって、屋内の植物を
屋外の日照りにさらすと、
直射日光を好む主であっても日焼けを起こします。
植物は自分のいる場所で、どの程度陽が当たるかを
きちんと認識して葉をつけます。
屋内で育っている植物は、
陽の量を見越して葉を作るので
外の直射日光だと葉が耐え切れない場合があります。


土について

植物はそれぞれ、育っていた環境に応じて
水の好き嫌いが大きくわかれます。
例に砂漠地帯に育つサボテンは
渇いた土を好み、水をほとんど必要としません。

水やりと土には深い関係があります。
水やりは土の性質に左右されます。
市販で売られている、すぐに使える園芸用の土も
元々は色々な種類の物質を混ぜて作られています。

・赤玉土
赤土から作られた粒状の土で
水はけ、通気性、保水性、保肥性に優れています。
ほとんどの土作りで活躍します。

・腐葉土
通気性を良くし、徐々に栄養分となります。
ただ難点として、保水性が高い場合
カビが生えたり土の中でガスを発生させ
土の質を悪化させる場合があるので
使用の際は配合に注意が必要です。

・ピートモス
土に保水性を持たせたい場合に使用します。
乾燥を嫌う植物に使用します。

・パーライト
水はけを良くし、土内の通気性を良くします。
乾燥を好む植物に使用します。

・肥料
植物の栄養となります。
液状のタイプと異なり、固形で
ゆっくりと植物に栄養をおくり続けます。
ただ、肥料を嫌う種類もあるので
あらかじめ調べておきます。
肥料の種類は多く、
人工物か、自然由来のものか
緩やかに効くか、即効性があるか
どんな物質が含まれているのか
などなど、慎重に選びたいところです。
肥料については、植物ごとに
調べた方が無難でしょう。


水やり

さきほどサボテンで例えたように
水やりでは
頻度、土の保湿性などを考慮します。

水をあげるタイミングですが、
基本的には表面の土が乾いてから
下から少ししたたる程度にたっぷりあげます。
陽に強い植物は、渇いた状態を好み
陽に弱い植物は、湿った状態を好む傾向にあります。
中には、葉に霧吹きをする植物や
まったく水を与えなくても
部屋の湿度で成長できる種類もあります。

また、土が常に湿っていたり
毎日少しずつ水をやり土内の水が古いと
根腐れといって、根が腐ってしまい
気が付いたら手遅れになる場合があります。
根の状態は確認できないので、
たまに水をたくさんやり土内を清潔に保ったり
冬など生育が遅くなる時期は
あえて乾燥させ根に負担をかけないことも
大切です。


園芸のまとめ

ここまでで、園芸の項を終わらせていただきます。
植物に興味は持てましたでしょうか?
憂鬱な時、生き物がいるだけで
気持が穏やかになります。
鬱病などで外に出る機会も少ない場合は
特にオススメの趣味です。
趣味として定着すると、
『あのお店に行ってみよう』
『今日は植え替えをしてあげよう』
など、活動的に過ごす
きっかけになるかも知れません。

良い、園芸ライフを送ってください。

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