ブログ内検索はこちら↓

アクセスの多い記事

2016年5月9日月曜日

余裕がある時は、因果応報の視点で物事を整理する






仏教の言葉は、
普段の生活に使える知恵が多く存在します。
そんな言葉の中から、今回は
因果応報について考えます。


因果応報とは?

まずは、言葉の意味を見てみます。
よく悪い意味、例えば
悪さをした報いが返ってきた場合などで多く使われます。
しかし実際のところ、この言葉が指しているのは
物事には原因結果が存在し
この2つは切っても切れない関係にある事です。
頑張りがまったく報われなくっても、
いつか必ずその努力が結果として戻ってくる
そういった意味もあります。


これまでの結果を、因果応報の視点で分析する

原因と結果が存在している事はわかっていても
たいていは結果ばかり見てしまい、
それに対してのアプローチばかりしがちです。

頑張って、褒められた。
この場合は、また褒められたいという感情が生まれ
頑張った部分(原因)まで突き詰めて考えます。

間違って、怒られた。
この場合はどうでしょう?
怒られた事(結果)ばかりが頭を巡り
次に怒られないように対策をするものの
深くまで原因を探らない場合が多いかと思います。

人には、潜在意識による逃避行動があり
ある程度のストレスが予想される場合
それを回避しようと働きます。
怒られたりした場合、結果をすでに
ストレスと感じているため
その場で原因を追求するのは
難しいかもしれません。


因果応報で、頭を整理する

引出しに洋服や道具をしまっていくと
時間とともに中がゴチャっとしてしまいませんか?
そんな時は、いったん取り出してしまい直すと
取り出しやすくなったり
もっと入れるスペースができたりします。
脳も一緒で、過去の出来事を
時間がある時に整理してやると
頭がスッキリしたり、気持ちにゆとりができます。
何より、その後の生活が豊かになります。

特に、失敗した経験は成功した経験より重要で
その場でなかなか分析できなかったとしても
時間が経って気持ちに余裕ができたら
もう一度ひっぱり出して
考えてみることが大切です。


因果応報の意識で生活する

社会に出ると、
どうしたって理不尽なことも起こります。
そのため、原因と結果が伴わず
ストレスばかりがつのってしまいます。

その場合陥りやすいのが
自分を責めてしまうが、その内容までは分析しない。
自分の都合よく捉え、原因が自分以外にあると決めつける。

こうなってくると、原因がかすんでしまい
根本的な対処ができません。
社会生活の中では、他人の気持ちや行動も
結果に影響を与えます。
そのため、原因と結果が伴っているのか
きちんと整理する習慣が大切です。
というのも、
成功を喜んでくれる人がいれば
妬んでいる人もいるかもしれないからです。
または、失敗に対して
過剰に追い詰める人もいます。
基本的に、その場では聞き流し
あとから落ち着いて
一連の原因と結果を整理してみましょう。
正しい原因と結果を見つけ、
周りの感情に振り回されないように
注意してください。



0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

ZenBack