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2016年4月11日月曜日

鬱病は苦手意識の積み重ね?呪縛について






苦手意識とは、過去の呪縛
克服できなかった事柄がシコリになったようなものです。


なぜ、苦手意識は生まれるの?

まず、苦手意識は生まれるのではなく
生んでいるという事実を受け入れることが大切。
私たちには、性格や能力に応じて
向き不向きがあります。
それは努力で克服できるものから
どう頑張っても無理なケースまで様々です。

ある事柄において、失敗したり挫折します。
そういった事柄について、
『何故できない』『頑張りが足りないのかも』
という呪縛を生みます。
自分で自分を縛ることで、
その事柄から逃れることができなくなります。
それが、苦手意識です。


苦手意識の克服とは

これは、時間が解決してくれません。
むしろ時間をおくことで、気持ちが一人歩きして
トラウマに発展する可能性もあります。

例えば、仕事でコピーを任されたとしましょう。
カラーで印刷するところを、白黒印刷にしてしまい
指摘を受けたとします。
もしこの件を境に、コピーを任されるたび
不安や嫌悪感が出てしまうのであれば
苦手という呪縛を自分で作ってしまっています。
『どうしよう、なるべくコピー以外の仕事が良い』
そんな考えが、いつしか自分を
苦しめる事になります。

この場合、この人は
『コピーくらい自分にできたはず』
という責苦を自分に向かい問い続けています。
しかし、仕事や家庭で失敗することなど
山ほどあるはずです。
その度に呪縛が増えていくとすると…
生活全般において、自分を何かしらの呪縛で
責め続ける状態に陥ります。
鬱病の患者には、こういった傾向が
とても多いのです。

では、どうしたらいいのか。
その時点で、自分には出来なかったのですから
それを受け入れることが大切です。
コピーが出来なかったのです、どんなに悔やんでも
今となっては過去に戻ってやり直せません。
しかし呪縛として縛りを作ってしまうと
失敗談のみに目が向いてしまい
次のステップへ踏み出せなくなります。
もっとわかりやすくいうと
鬱病の患者は、過去を意識する傾向があります。
逆に、失敗にこだわらず先のことしか見ていない人は
どんどん新しい事へ挑戦し、成果を出し
その自信を糧にさらに先へと進んでゆけるのです。


まとめ

苦手意識は、その縛りを解かれるまで
シコリのようにひっついて離れません。
そして、自分で縛った呪縛は
自分にしか解けません。
これは、陰陽道にも通じる話です。
自分で作りだした苦手意識やトラウマは
他人がいくら説明や助言したところで
本人には響きません。
事実とは、結局のところ過去の出来事。
大切なのは、失敗したことを受け入れ
分析したりスキルを上げたりして
失敗した過去から、一歩進むという
心構えにあります。





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