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2016年4月21日木曜日

夏の鬱、夏にも季節性障害が存在する






季節性情動障害。
いままでも、春型と冬型の場合を取り上げてきました。
今回は、夏です。


夏の鬱って、想像できますか?

春は出会いや別れという感情の乱れ、
冬は低い気温に伴うヤル気の低下。
では、夏の鬱症状とは?

夏といえば、気分が高揚する季節。
開放的で家を飛び出し、活動的になる
そんなイメージをほとんどの人がもつことでしょう。
しかし、季節性情動障害の中には
夏に症状が出る人がいるんです。


夏の鬱病とはいったい?

季節性情動障害の中、
10%に現れると言われているのが夏季の鬱です。
鬱病の中でも、季節性の症状は
周囲に理解されにくいみたいですね。
とくに夏季の鬱は、発症数が少ないため
とくに理解されにくいです。
故に、
『本当に甘えなのかもしれない』と
さらに自分を追い込む結果となりやすいのです。

その原因とされているのが、
日光による刺激や
暑さによる精神的なダメージとされています。
鬱の際には
外に出て日光に当たる
活動的に生活してみる
といったことを勧められますが、
夏季の季節性情動障害鬱の場合はその真逆
光を遮断し涼しい環境で過ごすということが
勧められています。


孤独感との戦い、その理由

冬季鬱、春季鬱の場合
健康な人でも気持ちの落ち込みが見られます。
冬だと、みんな活動性が鈍りますし
春は別れに心がふさぐことがあります。
しかし、夏というと
祭り・花火・キャンプなどを思い浮かべるように
みんなの心はアクティブな方向へ向きます。
そんな中、真っ暗なクーラーのきいた部屋でひきこもる
そのギャップにひどく孤独を感じてしまいます。


まとめ

もしかしたら、
周囲にそんな悩みを持った人がいるかもしれない。
さらにいうと
自分が夏季の鬱かもしれない。
 そんなことを、頭の隅においておくと
周囲の鬱病患者への配慮ができたり
毎年感じていた倦怠感を
少し緩和できるかもしれません。

『鬱病は日にあたるべき』
『クーラーの部屋にこもるのは不健康』
そんな固定概念が、
むしろ自分の首を絞めてしまうかもしれません。
確かに、日光は大切だし
クーラーは体に良くないかもしれません。
しかし、自分に必要なのであれば
上手に生活することをお勧めします。
まずは、しっかりと心のケアをしましょう。







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