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2016年2月3日水曜日

鬱病患者の視点と心が健康な人の視点はこうも違う!






昨日、職場でのやり取りで
衝撃を受けました。


それまでの背景

一週間ほど前より、新しい方が入職され
話題となっていました。
(以下、仮名Aさん
職場的には差別なくフラットな心がけとして
採用となったのかはわかりませんが
緊張が強く
早口で声が小さく、
業務に支障の出るほど症状が現れている方。
初対面で思ったことは、
『ネタにされる、キツくあたられる、
そして辞める状況に追い込まれる』
と思いました。
酷いと思う方もいると思いますが、
変に気取っても記事を書く意味がなくなってしまうので。

数日たち、Aさんから震える声で
『緊張で…』
と告白されました。
私自身も、今の職場に入職したての時は
社会人でありながら仮病で休みました。
朝の動悸が酷いけれど、風邪ではないし
もう毎回凝った言い訳で乗り切るしかなかったんです。
昔の私を知っている人には、
未だに面と向かって話すのが苦手です。
そんな経緯もあり、
Aさんには受け口が必要
しかも上っ面ではなく心を開ける相手が必要だと
そう思い積極的に接することに決めました。


私の視点、他人の視点

周囲の職員が、同情的や冷やかな態度になるのは
すでに想像できていたし
入職するということは当然
そういった覚悟も必要なわけで
周囲の職員の反応に嫌悪感はありませんでした。
私自身もAさんと向き合う決心をしなかったら
そうなっていたでしょう。



ショックだった内容とは

ショックといっても、私の心が傷ついたとかではなく
文字どおり、他人との考えの違いに驚きました。

その内容は、私と
Aさんの上司(B課長)とのやり取りで起こりました。
私は今の職場で長く働いていたので
他の課で上司をしていた人とも
気さくに話す機会があります。
『わわわ、わわかりましした』
通りすがり様に、Aさんの真似をするB課長
(はぁ、残酷だよなぁ)
と思いつつ、会話に合わせて
『いや真似はダメでしょw』
と一応否定してみると
『うわー、いい人ぶってるー』
と茶化してきます、そして
『だって、入社したからには
向き合って治してやらなきゃダメでしょ?』とも。
その時はそれで会話が終わりましたが、
実は最後にB課長が言った言葉が
本気であったと後から知ります。

AさんB課長、私の3人で
世間話をする機会がありました。
その際に、B課長
Aさんちゃんとご飯食べた?』
と話しかけ
『たたた、たべましした、たべました』
と聞き取れないのを見越してか
2度繰り返しています。
それに対し
『一度言やわかるの、
それよりそんな緊張しててどーすんの』
とB課長はダイレクトに指摘。
(この人、本気で精神障害を治す気だ…)
瞬間、私はショックで顔から血の気が引くのを感じ
その場にいられず早々と休憩を終え仕事を始めました。

心が健康だと、我々の葛藤や悩みなどは
きっと出会う機会がないのでしょう。
もちろんそれは良い事ではありますが
だからといって、ナイーブな人の心にまで
ズカズカ入ってしまうのはいかがなものでしょうか。
その感覚すら、感じれないのかもしれませんね。



最後に

今回の記事は、特段まとまった内容ではありませんが
精神に悩みを抱えていない人も世の中にはいて
悪気がなくても
余計な御世話をかけられる場合があります。
わかりやすい例では
チック症状の出ている子に
『その癖やめなさい』
と言うように、
さらに悪化させるアクションを起こしてくる人が
世の中には存在するということを
知っておくだけでも、心構えができると思います。

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