ブログ内検索はこちら↓

アクセスの多い記事

2016年1月29日金曜日

眠りは量より質、不眠症の状態とは?








脳とは

いまの科学をもってしても
脳という器官のすべてを解き明かせていません。
人知が及ばないほど、高度で精密です。
成人の場合、体重の2%の重さでありながら
エネルギーの使用率は18%と一番の働き者。
この時点で、その性能と燃費については
理解していただけると思います。
睡眠は、一生懸命に働いた脳が休める
唯一の時間です。


睡眠とは

浅い眠り(レム睡眠)と
深い眠り(ノンレム睡眠)の繰り返しで構成されていて
ノンレム睡眠の状態が多いと
熟睡できている状態といえます。


眠りのメカニズムは複雑

『じゃあ寝る時間を増やそう』
『今日はたくさん寝だめしよう』
『休日だから昼過ぎまでゆっくり寝よう』
実はこのすべてNG行為とされています、
ひとつずつ見ていきましょう。

眠る量と質は反比例する

一般的な人(無睡眠症ではない人)は
5時間が睡眠時間の必要量とされています。
睡眠が必要ならば、多くとりたいところですが
常識的な範囲を超えて眠ったりしていると
眠る量に反比例し
眠りの質はどんどん落ちていきます。
適度な疲労が深い睡眠へ誘うため
休息の必要ない部分の睡眠については
浅い眠りが多くなり
睡眠中のレム睡眠が多くを占め、起きた時に
気だるさや寝疲れを感じます。


寝だめは意味がない

結論からいうと
睡眠は溜められません!
仕事が続き寝る時間が減ると、時間がある時に
たくさん寝て取り返そうという心理が働きます。
しかし、疲労と違い睡眠は蓄積されません。
そのため
『次の休みにゆっくりできるから
今日は寝なくても大丈夫』
という考えはとても危険です。
疲労に対し睡眠を行うのが大切で、
疲れをためる生活をしていると興奮状態となり
不眠の原因にもなりかねません。

起きる時間が大切

休みくらい昼までダラダラ布団に潜っていたい、
でも起きる時間が遅くなるほど
憂鬱感が増したことありませんか?
なるべく朝の同じ時間に起きるというのが
良眠の秘訣です。
人間という生物の特長で
これには争うことができません。
人間本来のサイクルで活動することが大切で、
休日でも朝はきちんと起きていると
体や心の調子も整いやすいです。


睡眠の質にこだわる

ながく寝ちゃダメ
規則的に寝なきゃダメ
朝は起きなきゃダメ
『現代社会では、とてもムリ』
私自身もそう思います、
実際に実践は難しいです。
あとできるのは、睡眠の質を上げること。
実は生活のサイクルも、睡眠に影響しています。
食事や日中の活動で、なるべく
規則的な生活を心がけると睡眠の質も上がります。
仕事の負荷は脳にかかる場合が多く、
日中の活動に運動要素を取り入れると
よく眠れます。
食事をとるタイミングは、寝る4時間ほど前が理想
睡眠中でも、未消化物がある限り
胃は働き続けます。
これは深い睡眠を妨げますので、
避けたほうが良いです。
また、市販の頭痛薬やアルコールなど
寝ている間に脳へ何かしら働きかける要素も
避けるほうが無難です。


睡眠の裏ワザ

これで記事が終わると、結局
何も変わらないようで
ガッカリされてしまいそうですね。
そこで、睡眠の性質を裏手にとった裏ワザを紹介。

裏ワザといっても、健康的な方法です。
睡眠は蓄積できませんし、
量を増やしても効果的ではないのは
わかっていただけたと思います。
しかし、睡眠にはもう一つ
大切な要素があります。
それが、寝る回数です。
現実的な具体例でいうと、仕事の休憩時間に
10分~30分で構わないので昼寝をします。
睡眠は溜められないぶん、1度の回復量が
とても多いのです。
そのため夜間の睡眠の一部を
日中にまわすことにより、
疲労を溜めずに解消させることができるのです。
もちろん1時間以上の昼寝はNG、
夜の睡眠時に影響しますので。
昼寝の際は、直前にコーヒーなどで
カフェインを摂取すると効果的といわれます。
カフェインの効果は30分ほどで現れるので
昼寝で目覚めた際、同時に
脳がやる気を発揮してくれるのです。
どうしても疲れが抜けない方は、
昼間に脳を休ませてあげると
少し状況が変わるかもしれませんね。



0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

ZenBack