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2015年12月9日水曜日

過眠症、寝るのは必要、寝すぎは…





鬱病になると、多くの場合は
眠れなくなり睡眠導入剤を一緒に
処方されたりします。
不安や緊張から解放されず、
眠れなくなるのです。
そういった時は寝れないことの苛立ちや
更なる不安を覚え、眠れない状況を
自分から作ってしまいがち。

ただ、私の経験では
心療内科へ通って3ヶ月ほどで、不眠の症状は
和らいできます。
理由として、鬱に関する薬は、種類にもよりますが
少なからず副作用で眠くなるからです。

人によりますが
私は副作用の眠気で、仕事中に支障が出るほど
睡魔に襲われる期間がありました。
睡眠は大事ですが、睡魔というのも
かなり厄介…。

そして半年、一年と投薬を続けていると
薬に馴染み睡魔で困ることもなくなってきました。
副作用への耐性ができて、昼夜のサイクルが
戻り始めるのです。

こうして投薬に慣れてきた頃、起こしやすいのが
過眠です。
(睡眠薬や副作用での睡眠が
落ち着いている事を前提とします)


鬱は積極的なアプローチが必要

鬱は、投薬治療で鎮めることができても
根本を取り除くことは難しいと思います。
自発的な鬱へのアプローチが必要になってくるからです。

しかしここで足踏みをしていると、
生活に張りがなくなっていきます。
『仕事を頑張ったから』
『休める時くらい』
その思いが重なると、気力がだんだん薄れ
人によって
休みの日は布団から出ない、と極端な
休み方をするケースがでてきます。

睡眠は体調を整えるのに、とても大切です。
ただ寝れなかった過去を思い出し、
寝る事の比重を大きくし過ぎる傾向が見られます。
(私も未だに、ゆっくり休みすぎて
後悔する日があります)

あくまで
眠って、活動する正しいサイクルが大事。

眠りは身体の休息と、記憶や感情の整理です。
日中の活動があるから、睡眠は必要なのです。
こういった生活を続けていると、
動かないため身体がダルくなり
外界との接触がなく気持ちが憂鬱になります。
そして、具合が悪いからまた横になる
を繰り返すようになり
過眠症に陥っていきます。

経験した限り、過眠の後は
鬱症状に近い不快感に襲われます。
そして、行動力が著しく低下。
自分からその状況を打破するのは
なかなか至難の技です。



2つのおすすめポイント

そこで、私が心がけている2つのコト。

自分で抜け出せないのなら、外からの接触
(買い物や遊びに誘われる等)
これには乗っかってみましょう。

動きたくないなりに、少しずつ動いてみましょう。
(音楽をかける、窓を開けてみる、ノビをしてみる)

余談ですが、睡眠状態が必要以上に続くと
脳内細胞が死んでいくと医学的に言われています。
脳を動かしてあげないと、
酸素が回らないのでしょうか?
とにかく、寝すぎは
体にも心にもあまりお勧めできません。
その時間を、有意義に過ごしてみましょう!





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