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2015年12月28日月曜日

【引き寄せの法則】をあえて取り上げてみる、客観的に解説





一度は耳にしたことがあるのでは?
引き寄せの法則という、
成功を手にするための法則です。

この法則の提唱者は特になく、
宗教的な側面、科学的な側面などで
成功例には法則性があると考え
その内容から引き寄せの法則と
呼ばれるようになったようです。

その内容は
本人が望む、望まないには関係なく
その人が考えることは
何らかの形により全て現実化する
という考え方。

私はこの法則に対し
賛成する部分と、疑問に思う意見を持ち合わせているので
客観的な捉え方で、この法則を知りたい方には
ちょうど良い機会だと思います、
ぜひ参考にしてみてください。


この法則そのものは、
決してスピリチュアルな次元の話で
はないと
私は思っています。
例えば、鬱の症状に照らし合わせると
負のイメージはさらなる負を引き起こします。
私はよく記事で負のループという言葉を使いますが、
まさにそれこそ
望んでいないのに引き寄せてしまった結果なのでは
と考えています。

また、その記事内でこうも書きました。
マイナスの連鎖を断ち切り、
プラスの連鎖に切り替えることができるとすれば
その後の人生は大きく変わるということです。

きっと引き寄せの法則を知り実践された方の多くが
そういった理由から成功を収め、それが
引き寄せの法則によるものだと思ったのでしょう。

しかし考えてみてください、
確かに引き寄せの法則は存在しますが
それにより成功を収めた方は
その内容を行動に移しているはずです。
成功するには自らの行動が必要であり
引き寄せの法則は、そのための説明書
もしくは行動を起こさせるためのきっかけに過ぎません。
先にスピリチュアルなものではない
と言った理由はここにあり、
この法則のおかげで成功したのではなく
この法則によりアクションを起こした
本人の行動力こそが、成功を勝ち取ったのです。




著:ロンダ・バーン(Rhonda Byrne

引き寄せの法則を取り上げた有名な著書に
【ザ・シークレット】というものがあります。
引き寄せの法則、その方法について
切々と書かれているのですが、残念ながら
信仰心がなく疑り深い私には
逆効果でした。
最初のうちは
『たしかに』『その考え方は良い』
と納得しながら読んでいたのですが、
だんだんと宗教じみた内容になっていき
最終的に嫌悪感が出てしまい2/3ほど読んで
ギブアップしてしまいました。
書いてあることは正しい、けれど
信じれば救われる発想へ結びつけてはいけない気がします。
人によるとは思いますが…


同じように引き寄せの法則を広めている
エイブラハムの有名な一節には正直
『おもしろい』と納得してしまいました。

世界の絶対的な「法則」を理解しないでいるのは
ルールのわからないゲームに参加しているようなもの
どうしてそのような目にあうのかわからず
たいていはゲームから下りたくなるだろう

人生は山あり谷ありといいますが
どこまで登りどこまで降ればいいんだ…
と不安になります。
それに、好調と不調の
切り替え時期がわかるわけでもありません。
人生がゲームだとすれば、
勝つ見込みの見えないこの状況に
やめてしまいたい気持ちも起きるでしょう。

このエイブラハムは、そんな見えない人生を
少なくとも良い方へ導いてみようと
皮肉を込めて言っているのですね。

ここまで聞くと、説得力がありますが
このエイブラハムというのは、
人間ではないのです。
ジェリー・ヒックス
エスター・ヒックス
この夫妻のもとに現れた
見えない世界
コレクティブソウル(魂の集合体)
コレクティブコンシャスネス(意識の集合体)
と呼ばれる存在
きちんとオチが用意してありました…


さて、以上が引き寄せの法則を客観視した結果です。
確かに、内容は共感できる良い言葉も多くあり
実践する価値はあるでしょう。
しかし、不明確な点が多すぎ
完全に信用するのは
私としてはお勧めできないのが現実です。

しかし法則自体に
この法則を信じることが大切とあったり
法則の商用目的で、謳い文句として
信じなさいと言っているのを目にします。
100%の事実として受け入れるには
少しリスクが高いように私は思っています。

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