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2015年12月18日金曜日

動物と鬱を過ごす、アニマルセラピーとの違い






アニマルセラピーとは?

アニマルセラピーという言葉、ご存じでしょうか?
もちろん、動物が好きである事は前提になりますが
精神的な側面で
かなり効果の期待できる方法の一つです。

括りとしては、
医療専門家を交えた高水準のもの
動物介在療法
Animal Assisted Therapy(AAT)】

ボランティアなどによるレク的なもの
動物介在活動
Animal Assisted Activity(AAA)】

教育現場で児童の道徳的な側面を育むもの
動物介在教育
【Animal Assosited Education(AAE)】

と大きく分類されます。
どれも、事業者や団体が運営するもので
飼育していなくても、動物に触れ合えるという
利点があります。
この部分が、自分で飼育する場合と大きく異なりますね。
実際、動物をペットとして飼う場合は
責任をもって管理し、
動物の死とも向き合わなければいけません。
鬱病の場合、自分が飼えるのか
慎重に見極めなければいけないことを
把握しておきましょう。


動物飼育における鬱への影響


まずペットロス症候群について
ペットは良きパートナー、医学的にも
動物と触れ合ったり一緒に暮らすことは
精神的な安らぎをもたらすとされています。
だからこそ、気をつけておきたい事があります。
大事にしてきたペットだからこそ
引き起こされるペットロス症候群。
ペットが死んだ際に、必要以上にショックを受け
精神的に大きなダメージを受けてしまうのです。
鬱病患者にとっては、この部分がペットを飼うにあたり
ターニングポイントとなります。

しかし
ペットが精神的に
大きな支えになってくれるのも事実、
その点に関しては心療内科などでも
相談しつつ行うと安全かもしれません。
あと知っておきたい部分が、
家族同然のペットが人ではない点です。
特に注目したいのが、個体差のある寿命です。
実は寿命が、脈拍数と呼吸数に関係しているのは
ご存知でしょうか?
どの個体でも、一生分の数がほぼ一緒だそうです。
脈拍数はおよそ15億回
呼吸数はおよそ3億回
ネズミも人もゾウも
この回数は変わりません。
違うのは、それを刻む速さ。
ハムスターを例にあげると、
一分間で
脈拍数500回
呼吸数135回だそうです。
自分のと比べてみてください、
きちんとペットの生態を知る事も大切です。

ペットが鬱病患者の命を救う事例も多くあります。
ペットが、自殺を考えた際に歯止めとなるそうです。
それは、
自分がいなくなったらペットも生きていけない』
という責任感から、ふと我にかえるそうです。
命を繋ぎとめてくれる絆は、人にも劣りませんね!


最後に忘れてはいけない、動物への配慮について。
これは大前提であり、
人間本位になってはいけません。
鬱病に良いからペットを飼うはNGです、
同じ命であり彼らにも幸せになる権利はあります。
お互いが幸せになれる選択をしてください、
鬱が改善されなかったからと、
無気力を理由に飼育を放棄しないでください。


今回は動物と触れ合う事についてまとめてみました。
人間は古来より、動物と共にありました。
皆さんも、良きパートナーに出会えると良いですね!



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