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2015年12月11日金曜日

心療内科の転院にご注意!変わるのは先生の人柄、治療は変わらない





私はこれまで、いくつもの院を訪れ
いろんな先生に会うことができました。
その経緯と、経験からお話を進めていきます。

心療内科に通い始めたのは、
ちょうど20世紀を終えようとした頃でした。
初診も1人で行ったのですが、
『ほとんどは家族に連れられて来る』
と驚かれたのを覚えています。

はじめに出会った先生は、クマみたいな風格のわりに喋ると小声で
むしろ先生を心配しちゃう感じでした。
投薬治療もここからのスタート、
半年もすると若干の効果は感じ始めていました。
そして同時に、他の院へ
何度か転院した時期でもあります。
理由は、思うほど結果が出ず焦っていたのと
診察を受けても10秒程でやりとりが終わるもどかしさ。

転院すると、
とても親身になって話を聞いてくれるので
その院で数ヶ月は治療を受けます。
でも結局のところ、同じ状況に陥り
また転院…

最終的には、どこも変わらないと諦め
最初の院へ戻りました。

その後は
7年前に結婚し、嫁に勧められた院へ転院
それが最後の転院でした
現在通っている病院です。

嫁がここを勧めた理由は、
テレビ番組で
『薬はなるべく避けたいし、減らしたい』
という先生の姿勢だったそうです。

ここの先生は、スッとした出で立ちに
物腰の柔らかい話し方をする人。
嫁にも毎回『どうだった?』と聞かれ
『確かに今までとは違うかも』と答えました。

ただ、今では診察10秒と対応は一緒。
『結局は他と変わらない』と
嫁にボヤいたのを覚えています。

ここからは本題、転院したことでわかった事実。
比較してみてわかったのは、
転院で変わる部分と変わらない部分。
もし転院を考えているのなら、
少し参考にしてみてください。

変わらなかったこと
・診療時間がやたら短い
・初診からしばらくは親身に聞いてくれる

変わったこと
・先生の人柄
・薬の処方や種類


転院しても変わらない部分について

初診の診察時間が長いのは
よく考えればわかった事ですが、
患者の状態チェックと
薬がどのように作用するかのチェックでしょう。
そして患者の薬がだいたい安定してくると
『お変わりは?』『ありません』
のやりとりになり診療時間がやたら短くなるのです。
これは、患者を抱える量のためと思われます。
より多く対応する対策、それと
あくまで診察、相談はカウンセリングで
という事です。これは納得する部分でもあり
どこでも変わりないのではないでしょうか?


転院で期待できることについて

先生が変わる事。
当たり前で、でも心療内科で大切な部分でもあります。
他の科と違い、心を取り扱うぶん
不確定要素が多いと感じています。
例えば薬選びにしても、先生がきめるというより
患者の意見できまっていきます。
合うか合わないかは、先生にはわかりづらいのです。
それと、先生によって扱う薬が違ったりします。
転院して『こんなの飲んでんの?』
なんて言われた事もありますし、
今の先生になってある新薬に出会ったのですが
この薬は私と相性が良いみたいなんです。


まとめ

なにより、先生との相性を見極めるのが一番。
診察時間はどうしても短くなります、ただ
異常のあった時に話しやすい雰囲気は大事です。
ちょっとした事でも、患者が話したそうな時に
すかさず耳を傾けてくれる先生はオススメです。
他にも以前会った方で、やたらズバズバ
話す内容に突っ込みを入れてくる先生もいました。
私は『とてもこの人には相談できない』と
先生を変えてしまいましたが、もしかしたら
中にはこの先生だから良かったと思える患者が
いるかもしれません。

私のように焦って転院するより、慣れた先生で
落ち着いた治療をする方が近道な場合もあります。
転院は慎重に…




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